テクノツール株式会社

テクノロジーによって、重度肢体不自由者の就労と社会参加の選択肢を増やす。「できることはたくさんある」

重度肢体不自由者は、生活や仕事、行動に大きな制約を受け、口頭での会話もままならないことも少なくありません。そのため、本来もっている能力を発揮したり、自分の想いを伝える機会が少なく、周りの人、家族でさえも本人の潜在能力や想いになかなか気づくことができない現実があります。

テクノツールは1994年の創業以来、アシスティブ・テクノロジーの提供によって重度肢体不自由者の「やりたい」を「できる」に変えるお手伝いをしてきました。 「蓋」をしてきた自分の想いを開放した瞬間の、その笑顔は最高の宝物です。

もっと多くの方が笑顔になれる世界を創りたい。
もっと多くの方に自立した生活ができる世界を実現したい。
一人ひとりの「やりたい」をあきらめるのではなく、社会のなかで実現する後押しをしたい。

そのために、2023年冬、重度肢体不自由者のための就労支援事業所「テクノベース」を立ち上げます。
働くことで得られる自己実現や社会的役割、成功と失敗、他者との関わり、金銭的収入などが、本人にとっても、関わる人たちにとっても、社会参加を進める土台となります。
同時に、さまざまな分野や立場の人たちが重度肢体不自由者の個性や可能性と出会うことで、これまでにはない新しい関係性を築くことにつながることが期待されます。

「やりたい」を「できる」に、そして「できることはたくさんある」

「テクノベース」を拠点に、社会の包摂性を高めていくアクションを生み、もっと輝ける仕事を、自分らしくいられる社会を創出していきます。