社会課題の解決を通じて、女子大生のリーダーシップを育む

 

NPO法人ハナラボでは、社会課題の解決を通して女子大生のリーダーシップを育むプログラムを提供しています。女性は男性と比べると、自分を過小評価する傾向にあると言われています。大学のサークルでも部長は男子、副部長は女子という組み合わせが多いですよね。これは社会に出てからも同じで、女性は男性と比べるとリーダーシップを育む機会が少なく、かつ期待されることが少ないのです。その結果、自分を過小評価するようになってしまいます。その背景には根強く残る性別役割意識があり、現在でも出産を機に6割以上の女性が家庭に入っています。

ハナラボが対象とするのは、普通の女子大生です。まだ力を発揮できていないけれど、潜在能力はとても高い。でも、力を伸ばし発揮できる機会がなければ、自分を過小評価したまま社会に出てしまいます。そんな彼女たちの特徴と言えるのが、「思わず共感してしまう力」「自由に発想を広げる力」「すぐに変化できる柔軟性」。これはまさに、少子高齢化、人口減少、中心市街地の空洞化など、課題先進国と言われている日本の課題を解決し、新しい未来に導くイノベーターに必要な力です。この特徴を活かして、ハナラボでは「デザイン思考」を用いてアイデアを生み出します。デザイン思考とは、イノベーションを生み出すために用いられる思考法の一つです。

そして、自ら解決策を考え実施することでリーダーシップを育みます。リーダーシップのあり方は、人それぞれ。チームを引っ張るだけがリーダーシップではありません。自分なりのリーダーシップのあり方を見つけてもらうのも目的の一つです。また、様々な立場や年代の人々と活動することで、社会との接点をつくり視野を広げます。

ハナラボが目指すのは、学生たちが社会に出て、組織や地域の中で変革の担い手になること。誰かが動くのを待つのではなく、自ら道を切り開く人、最初の一歩を踏み出せる人になってほしいと思っています。

 

代表者

角めぐみ

SVP東京による
サポートの内容
事業戦略・事業モデルの構築支援/PR・広報活動支援/組織・人材強化支援
URL http://hanalabs.net/