ITとデザインの力で、当たり前に心停止者の命が助かる未来を作る
日本の心臓突然死者数は年間71,400人。交通事故死が年間4,373人。その数と比較すると、相当数の命が心臓突然死によって亡くなっていることが分かります。
突然の心停止者の命を救うには、絶え間ない胸骨圧迫とAEDによる迅速な電気ショックが不可欠です。救急車が到着するまでの間に素早くAEDが使用できれば救命率は50%を超えます。
しかしそうしたケースは非常に少なく、 心停止目撃現場の96.5%においてAEDが届いていないのが現状です。その結果、日本では心停止者の9割以上が亡くなっています。救急出動件数の増加に伴い、救急車の平均到着時間が遅延する中、複数の市民が救命に協力する共助がますます必要となっています。
具体的には、
・近くにいる救命知識を持ち、救命ボランティアとして共助に参加する意思を持つ方に出来るだけ早く状況伝えること
・その救命知識を持った方が、即座に周囲にあるAEDを確保し、現場に駆け付けること
を実現することが必要です。
Coaidoは上記を実現するために、119番通報を受けた消防より駆け付け要請ができるファーストレスポンダー(FR)システムを開発しており、自治体にシステムを導入する実証実験が2015年秋に始まります。このFRシステムを救命のための新たなインフラとして多くの自治体に導入してもらうことで、年間7万人以上にも及ぶ心停止者の命を救える社会を目指します。
代表者 | 玄正 慎 |
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SVP東京による サポートの内容 |
経営戦略/財務戦略/インパクトレポートの作成/自治体向け(営業/ファンドレイジング)/企業提携支援、アプリの普及支援、市場調査/エンジニアの採用支援等 |
URL | http://www.coaido.com/ |