◆20年以上にわたり、累計70以上の団体と協働してきました

SVP東京は2003年に創設され、2025年現在に協働中の団体を含め、累計で73の団体に投資・協働をしてきたことになります。

では、私たちの協働は、いったいどれだけの価値を生み出してきたのでしょうか?また、我々の「協働」とは具体的に何を提供しているのでしょうか?

ここでは、SVP東京の活動の概要、協働の価値・インパクト等について、過去協働先へのアンケートやインタビューを元にまとめたものを紹介していきたいと思います。

応募を検討されている団体の方々、パートナー候補の皆さまも、是非参考になさってください。



◆協働の特徴:対象とする社会課題に制約はありません

一般的な助成金やアクセラレーター等では、対象とする団体の取り組む社会課題を絞っていることが多いですが、SVP東京は敢えてそこに制約を付けていません。データを見ていただくとわかりますが、過去協働先も多様な課題に取り組んでおり、また複数の分野にまたがって活動する団体も多いです。結果としては教育・若者支援、女性・子育て・妊娠、というテーマが上位を占めましたが、その中でも関わっている対象者や取り組み方は多岐にわたっているという理解です。また、受益者の数の多少も、採択の判断基準とはしていません。



◆協働のインパクト:団体の事業規模成長



協働の期間は2年間ですが、私たちの伴走を経て、当時事業規模が1000万以下だった団体が1億円以上規模になっているケースも多々見られ、社会的インパクトを目指す私たちの活動の指標として、一定の成果を出してきたのではないかと考えます。



◆協働の価値:協働先団体が考える「SVPの価値」とは?



応募いただく際に、団体からは色々な要望をいただきます。また、実際アンケートでも、具体的な協働内容について質問したところ、最も多かったのは「経営戦略・中期事業計画策定」で73%、次いで「マーケティング・営業支援」、「資金調達・ファンドレイズ」、「組織体制整備・ガバナンス」が50%で並びました。


SVP東京の協働は、特定のテーマに限定せず、団体が必要とする内容にできる限り応えることが特徴です。この結果からは、団体のキャパシティ・ビルディング(組織的な能力・基礎体力を向上させること)に関わる内容が多くを占めていることがわかります。

一方、最も団体側に価値を感じた協働についてを質問すると以下のグラフのような結果となりました。

実は団体側が一番価値を感じていたのは、「代表の精神的な支え」になっていたことだということがわかりました。

目指す未来と、そこへ向かうための事業に共感し、常に傍にいて壁打ちをする存在・・・そんな風に捉えていただいている団体が多いようです。下記は、冊子の中にも掲載されていますが、過去協働先のピッコラーレ代表の中島さんからいただいたコメントになります。

ピッコラーレは、二度目の応募で採択となり、2018年から2年間、協働を実施しました。初回応募時は任意団体でしたが、確実に基盤を固め、今は認定NPO法人として八面六臂の活躍をされています。


以上、SVP東京の実績やインパクト、協働内容について少しでも皆様のイメージがクリアになっていれば幸いです。

なお、こちらの内容は、20周年記念ブックから抜粋したものです。更に詳しい内容を知りたい方は、是非フルバージョンをダウンロードしてください!

(この冊子のデザインでは、2021年から協働した一般社団法人シブヤフォントさんが障がい者と学生のコラボで開発したフォント、「シブヤフォント」を全面的に使わせていただいています)

「SVP東京20周年記念ブック」は、PDF版をこちらでご覧いただけます。
https://svptokyo.org/wp-content/uploads/2024/11/SVP_20thBook_202411.pdf

 

 

2025年投資・協働先団体の応募受付中です!

20周年記念ブックには、過去の協働先代表からのコメント等、私たちの協働がよりリアルに伝わる内容がたくさん入っています。
是非、ダウンロードして確認いただき、私たちに伴走して欲しいと思えましたら、下記の募集要項をご確認ください。